南アフリカランドに投資する価値はあるのか?スワップ金利の高さと特徴を分析

当ブログはここまで、スワップポイント狙いの新興国通貨についていくつか書いていますが、今回は南アフリカランドに焦点を当てた記事です。

南アフリカランドの政策金利は?

今回もいつもの表を載せておきます。

  • メキシコ(ペソ)8.25パーセント。
  • 南アフリカ(ランド)6.75パーセント。
  • 中国(元)4.35パーセント。
  • トルコ(リラ)24.00パーセント。

このように南アフリカランドは、現在6.75パーセントの政策金利を設定しています。メキシコより低いのが少し気になりますが、それでも充分に高金利と言えるでしょう。

南アフリカランド円スワップ比較表

こちらはみんなのFXのスワップカレンダーです。南アフリカランド円は1万通貨あたり(1通貨約7.9円)で15円のスワップポイントが付与されています。

単価が安いので10万通貨以上で取引するのが基本ですが、仮に50万通貨買ったなら1日あたり750円ほどがスワップポイントとして入ります。購入量次第ではそこそこのスワップポイントが入ると言えるでしょう。

テクニカル見た南アフリカランド円。

次は南アフリカランドのチャートを見てみましょう。

南アフリカランド円10年チャート

南アフリカランド円の月足です。こちらも御多分に洩れず長期下落トレンドを形成していますが、一応現状はスワップ狙いに有効なレンジ相場と言えるのではないでしょうか。

ちなみに2016年の最安値は、チャイナショックとブレグジットによるものです。リスクオフで大きく下落するのは他の新興国通貨と同様です。

見ようによっては、現在が7円代と非常に安いため、下値余地が1〜5円程度しかないようにも思えます。この辺りはなんとも言えませんが・・・

ファンダメンタルズ面から南アフリカランド円

ファンダメンタルズ的には、近年南アフリカは景気が低迷しています。

そして去年、ズマ大統領という問題の多い方が辞任し、ラマポーザという方が新しく大統領になりました。

最初は新政権への期待で南アフリカランドは上昇したのですが、結局現状はその期待に応えることが出来ておらず(後述するトルコショックの影響もあったのですが)南アフリカランド円の上昇転換も失敗したような形になってしまっています。

南アフリカランドの変動要因

どちらかといえば、南アフリカ単体というよりは、他の事象の影響を受けやすいように思います。

例えば去年のトルコリラショックでは、トルコリラにつられて南アフリカランドも大幅下落をし、2018年の安値を付けました。

また、ドルの影響も非常に受けやすいです。現在はFRBがタカからハト(通貨高政策から通貨安政策へ)になったので、一応これは南アフリカランドにとっては下値を固める材料となっています。

それとヨーロッパですね。南アフリカは輸出先としてヨーロッパがお得意様なので、ヨーロッパがコケると非常にマズイとされています。ですのでユーロの状況にも気を払っておいた方がいいでしょう。現状はかなりマズそうですが・・・

とりあえず現在注目されているのは。南アフリカ総選挙

2019年5月8日に南アフリカの総選挙が予定されています。

参考:南アフリカ、5月8日に総選挙 大統領表明

リンク先の記事にあるように、与党が負けるとラマポーザ氏の責任問題にもなりかねない状況で、仮に与党が負けるなら政治不安を嫌気して南アフリカランドが売られる可能性は高いです。

そのため、しばらくはこの選挙を警戒した値動きになると思います。

南アフリカランドに投資価値はあるか?

現状では青田買いの域を出ていないと思います。トルコリラと比べて下値の余地がある程度限られている(デフォルト等をしないのだとすれば)のは魅力ですが、前述したように不安材料もそれなりにあります。

とはいえやはり高金利は魅力的ですので、レバレッジをあまりかけずに、ちょこちょこと買い足していく感じであれば、面白い通貨ペアだと思います。

ランド投資に参考となるサイト
⇒南アフリカランド円FXを2年半続けて感じたリスクとメリットについて

まとめ

  1. 南アフリカランドは6.75パーセントの政策金利で、かつ単価が安いので、スワップポイント狙いの取引に向いている通貨ペアです。
  2. とりあえずは、5月の選挙の結果を待ってみるのがいいと思います。
  3. トルコリラと同様、非常に夢のある通貨ペアですが、それなりのリスクはありそうです。

今回は南アフリカランドについて書いてみました。とりあえず代表的な新興国通貨は一通りさらってみた感じですかね。

個人的にはチャンスがあれば取引してみたい気がします。ラマポーザさんには頑張ってもらいたいです(笑)


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