SBI証券のジュニアNISAで教育資金を運用する

2016年4月から実際の運用が始まったジュニアNISA。低金利の今、改めてその有利な制度が注目を集めています。今回はお子さんやお孫さんをお持ちの方にその内容や、ジュニアNISA向きのおすすめ銘柄をご紹介します。

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▲出典:SBI証券ホームページ

長期運用に耐えうる企業群とは?

年間120万円までの範囲なら譲渡益や配当が非課税になるNISA(少額投資非課税制度)。その未成年者版がジュニアNISAで、限度額は80万円となります。

口座開設資格のある年齢は0歳以上19歳以下です。したがって子供や孫が誕生したと同時に開設することが可能です。ただし、ジュニアNISAの口座で管理している株式は原則として、名義人が18歳に達するまでは売却することはできません。

大事な教育資金を運用するのですから、値動きの激しい仕手株や材料株に投資することは避けた方が良いでしょう。もう一点、長期にわたる運用になるので、為替や経済情勢変化の影響が少ない銘柄を選ぶことが肝要です。できれば、以下に挙げる5つのポイントのうち、4つ以上該当する銘柄から選びたいところです。

  • 為替変動の影響を受けない銘柄
  • 高齢化社会や少子化にも耐えうる業績安定株
  • 経営統合で吸収されるリスクがない大型株
  • 配当利回りが高く、増配が期待できる銘柄
  • 株主優待などの付加価値がある銘柄

言い換えれば、18年後にも確実に存在する企業群ということになります。

ジュニアNISAの口座開設方法

では、実際にジュニアNISAの口座を開設する方法を、SBI証券の例でご紹介します。

親権者がSBI証券に総合口座を持っている場合、開設は簡単です。

まず、SBI証券にジュニアNISAの口座開設書類を申し込みます。次に郵送されてきた書類に必要事項を記入し、本人確認書類、マイナンバーのコピーを同封して返送します。住民票が必要ですが、SBI証券に取得代行を依頼することもできます。

申込者が行なう手続きはここまでで、以降はSBI証券が税務署に口座開設を申請します。その後SBI証券から開設完了の連絡が来て手続き終了です。

2016年度のジュニアNISA口座内の取引には手数料は掛かりません。2017年度以降も無料になるかどうかは証券会社によって異なりますので、年末が近づいたらホームページで確認しましょう。

非課税期間は5年間ですが、「継続管理勘定(ロールオーバー専用勘定)」を利用すれば1月1日現在20歳の年の前年12月31日まで非課税期間を延長することが可能なので、たいへん有利な制度です。

高配当株で定期預金以上の利息効果を狙う

株価は順調に上昇するとは限りません。そこで株価が低迷した場合でも利回り採算が取れるように、高配当株を保有することが得策といえます。さらに、上記ポイントに挙げた、時代の変化や景気、為替の動向にも左右されない、普遍的な需要が見込める企業であることが望ましいといえるでしょう。

具体的な銘柄としては、JR東日本、NTT、三菱UFJフィナンシャルグループ、アサヒグループホールディングス、花王、セコム、オリックス、すかいらーくなど。その企業がどうにかなってしまうようであれば、日本経済自体が立ち行かなくなってしまうに等しい、各業種を代表する王道的な銘柄です。これらの企業は業績のブレがあまりない為、業績の伸長とともに増配が期待できます。

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▲8495 オリックスチャート(出典:SBI証券)

例えば、オリックスを1,600円で500株購入すると、ちょうどジュニアNISAの限度額である80万円分保有することになります。2016年3月期の配当予想は1株45円ですので、22,500円の収入。利回りは約2.8%になります。この数字は国内の定期預金よりも遙かに高い利回りです。

このペースで単純に18年間保有した場合の合計配当額は405,000円に達します。実に元本の50%近くが配当で返ってくるのです。途中増配が予想されますので、最終的な手取りはもっと増えることが考えられます。もちろんNISAなので配当に課税されることはありません。

さらにオリックスの場合は株主優待があり、ギフトセットや施設割引カードも支給されるため、プラスアルファの楽しみもあり、おすすめです。

負担の重い教育資金ですが、用意する段階だけでも家族で楽しめる、ジュニアNISAの活用を考えてみてはいかがでしょうか。


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