英国EU離脱延期はいつまで続く?ポンドを買うのはおすすめできない

ドルポンドチャート

結局ブレグジットの方は大幅な離脱延期ということになったようです。

市場の間では予想通りだったのか、途中からポンドが下がらなくなっていましたね。

今回はその離脱延長についての解説と、今後の動き等について書いていきます。

延長戦突入!更に迷走するブレグジット

3月29日から一回延長して、4月12日に設定されていたイギリスのEU離脱期限が、ここに来て大幅に再延長されました。新しい離脱期限は今年の10月30日で、場合によってはそこからまた、再々延長ということもあるそうです。

EU(ドイツ)は半年ではなく、本当は1年ほど延長したかったみたいですが、フランスのマクロン大統領が強硬に反対したため、10月となったようです。

ここに来てEUの盟主的存在であるドイツとフランスの間でも対立が始まるような感じとなっており、ブレグジットの混迷はEU全体にも波及しています。

またイギリスでは、与党である保守党内で全く話がまとまらず、お手上げ状態となったメイ首相が最大野党である労働党との連携を模索しているようですが、そもそも労働党(ここも1枚岩ではないみたいですが)はEU離脱にあまり乗り気ではなさそうですし、そんな労働党と手を組むことになれば保守党の中で更なる分裂が・・・と、こちらはもう迷走の極みのような形になってしまっています。

しかも、イギリスでいくら話をしようと、EU側は先日議会で否決された、メイ首相の離脱案以外を受け付けるつもりは現状ないらしく、半年延長したところでこの複雑に絡まった状況がどうにかなるとは到底思えない状況となってしまっているのです。

ハッキリ言ってしまえば、もう何もかもよく分からない状態になってしまったから、合意なき離脱だけを避けるために、とりあえず延長だけしといたという感じです。

ちなみに合意なき離脱というのは、例えば明日から移行期間を一切設けず急に離脱するとして、「じゃあEUとの輸入、輸出品の関税手続きは?国境審査は?」みたいな感じになることを指します。

物流等、EU加盟国とのやりとりが一時的に全部マヒしてしまうわけですね。一応それに備えて準備はしているみたいですが、それでも大変な事になるのは間違いないとされています。勿論ポンドは暴落するでしょう。

また合意ありの離脱なら、移行期間を設けて法律等をしっかりと整備してからホントに離脱、という流れにする事が出来ます。

ポンドはどうなる?

当ブログはFXに関するものですので、ポンドの話も書いておきます。

ファンダメンタルズ的には買う理由が殆どないポンドですが、テクニカル的にはどうでしょうか。

ドルポンドチャート

ポンドドル月足ですが、「新興国通貨かな?」というような値動きです。

安値圏は安値圏なのでしょうが、息も絶え絶えという感じに見えます。ファンダメンタルズ的な進展がない限りは、特に買う理由はないのではないでしょうか。

勿論、これは月足ですので、デイトレードやスキャルピングなら話は別です。前回も書きましたが、台風サーファーなら腕が鳴りそうな状況でしょう(笑)

個人的に気になるのは ダウ平均の動き

先日、世界経済の減速について色々と言われていましたが、リセッション突入時にEU離脱でもしようものなら「台風の時に雨戸を開ける」ような状況になるのではないでしょうか。

ダウジョーンズチャート

私はこのダウ平均の月足を見るたびに思うのですが、これは例えるならあれですよね。飲み会でどう考えても飲み過ぎているけどまだ意識があって、だけどテンションはもう尋常ではなくなっている、アル中で倒れる前のあれですよね(笑)

まあ、粘り強いんでいつ倒れるかは分かりませんが、そう遠くないうちに、いつかはやらかすでしょう。最高値を更新する可能性自体はまだまだありますが・・・

まとめ

  1. EU離脱期限は一応延長されましたが、もうよくわからない事になってしまっているので、次のニュースを待ちましょうという感じではないでしょうか。
  2. ポンドを「ここが底!」で買うのはやめた方がいいのではないでしょうか。今後の動き次第では底なし沼になる可能性もあるでしょう。
  3. もしもダウ平均が暴落するなどしてリセッションに突入すれば、EU離脱の可能性は限りなく低くなるのではないかと思います。

とりあえず直近の節目は5月で、欧州議会選挙ですね。イギリスも参加はするみたいですがここで新しい材料が出る可能性は高いです。

また、総選挙が行われるかどうかにも注目ですね。総選挙なら離脱撤回が現実味を帯びてくるような気もしますがどうでしょうか。

まあ、最後にみんな疲れ切ってグダグダ残留というのが私の勝手な予想です。

勿論、自信はないので参考にはしないで下さい(笑)


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