マネックス証券のIPOは本当に当たりやすいのか?メリット・デメリット分析

株式市場の回復とともに活況を呈しているIPO銘柄。公開価格を大きく上回る派手な値動きが続き、改めてIPO投資の魅力が注目されています。

ただし、人気の高い銘柄には申し込みが殺到して、なかなか当選できないのが現状。資金力のない個人投資家が少しでも当選確率を高めるにはどうすればよいのか。

ネット系と大手ではそれぞれ傾向と対策が違います。そこで今回はまず、ネット系の代表として、IPOで高い実績を誇るマネックス証券のメリット、デメリットをご紹介します。

店頭配分とネット配分、少額投資にはどちらが有利?

まず、大手とネット系証券会社の違いを知る上でもっとも重要なのが、証券会社によって店頭配分とネット配分の比率が違うことです。

では、店頭配分とネット配分はどう違うのでしょうか。

「店頭配分」とは、取引実績の多い、いわゆるお得意様に優先的に配分する割当方式です。営業担当者の裁量で割当数が決まることから、別名「裁量配分」とも呼ばれています。

しかし、店頭配分比率が大手の場合、野村証券90%、SMBC日興証券90%、大和証券85%と高いため、元々の割当数が多いというメリットがあります。

一方、「ネット配分」とは、インターネット取引により、完全平等抽選によって行なわれる割当方式で、営業担当者の裁量が入る余地はないため、資金量に関係なく当選することができます。

100株の最小単元で申し込む少額投資という点で考えれば、ネット配分の方が有利といって良いでしょう。

気になるのは店頭とネットで同時に申し込むことができるかですが、ほとんどの証券会社が1口座につき1個の申し込みと規定しており、ごく例外を除いては扱っていません。

したがって、証券会社ごとに店頭かネットかどちらかに絞らなければなりません。店頭配分でも長年の取引実績があり、営業担当者と親しくなっていれば100株の最低単元なら割り当ててくれる可能性が無いとはいえません。

しかし、初めてIPOに申し込むのであれば、そもそも実績がないので、ネット配分100%の証券会社に申し込むしかないというのが結論です。

マネックス証券のメリットは平等抽選かつ実績豊富な好パフォーマンス

では、ネット証券の中でIPO投資にもっともおすすめなのはどの会社でしょうか。

実績からはSBI証券マネックス証券カブドットコム証券あたりが挙げられますが、中でも総合評価でマネックス証券がおすすめです。

その理由は、ネット配分100%で抽選機会が公平な上に、下記データに紹介のように、取り扱い銘柄数が多いからです。

トップのSBI証券はネット証券最大手ですが、完全公平抽選ではありません。

【2016年度おもな証券会社の取り扱い銘柄数】

SBI証券 76社
SMBC日興証券 72社
マネックス証券 46社
大和証券 37社
カブドットコム証券 20社
東海東京証券 15社
松井証券 11社

また、もう一点注目したいのが下記のデータです。

【2016年度おもな証券会社の競争比率】
(数値が少ない方が有利。全体的な目安であり、実際の競争率は銘柄によって異なります)

マネックス証券 口座数167万÷取り扱い銘柄数46=3.63
SMBC日興証券 276万÷72=3.83
SBI証券 350万÷76=4.61
カブドットコム証券 104万÷20=5.2
大和証券 350万÷37=8.32
松井証券 108万÷11=9.82

いくら取り扱い銘柄数が多くても、口座数が多ければそれだけ競争率が高くなるため、当選確率は低くなってしまいます。

マネックス証券は銘柄数こそSBI証券より少ないですが、口座数が半分以下なので、ライバルは少数となり有利といえるのです。このパフォーマンスの良さもマネックス証券のメリットです。

参考:IPOが完全平等抽選方式の証券会社とは?マネックス証券がおすすめな理由

主幹事証券の主幹事実績無しが唯一のデメリット

ネット証券の中ではIPOの評価が高いマネックス証券ですが、唯一のデメリットとしては、ここ数年主幹事証券の実績が無いことです。

【マネックス証券2015~17年度主幹事証券引き受け社数】
2015年度 0社
2016年度 0社
2017年度 0社(4月18日現在)

3年間をみても主幹事証券の引き受けがないということは、同社にとって今後も主幹事の実績を売りにはしない可能性が高いとみてよいでしょう。

マネックス証券に主幹事証券の実績がないのはデメリットですが、その点については主幹事証券の多いSMBC日興証券との併用で補うことができます。ネット証券と大手証券を組み合わせることによって、当選確率を高めるのが有効な作戦としておすすめです。

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