ビットコインとビットコインキャッシュはなぜ分裂したのか?~仮想通貨の将来性は?~

この夏、BTC(ビットコイン)の”分裂”が世間を騒がせました。

新聞や雑誌、TVでもわりと大きく報じられていたので、記憶にある方も多いでしょう。

この結果BCC(ビットコインキャッシュ※表記は他もあり)という「新しい仮想通貨」が生まれ、一連の騒動は一応の終結となりましたが、そもそもなぜBTCは”分裂”し、なぜBCCが生まれたのでしょうか?

またBTCとBCCはどこが同じでどこが違うのでしょうか?

処理速度、新技術導入で対立

騒動のきっかけはBTCのシステムがBTCの人気が高まり、取引量が増えることに連れて、計算量が増大し、取引にかかる時間が長くなるようになったことでした。

そもそもBTCには”モノ”としての貨幣や紙幣、また発行元による”信用”といった価値の裏付けがありません。

では、どうやって価値を保っているかというと、個々の取引記録、つまり「いつ、どこで、誰が、どのくらい」の取引を行ったかという”記録(データ)”をを取引に関わる(BTCを所有している)人のパソコン・スマホなどに分散して保存しておくことにより、どこかで記録の改ざん(BTCの偽造など)が行われても、世界中の”誰か”が持っているデータと一点でも一致しなければ、即座に修正されるという、BTCの「システムのセキュリティの高さ」に対する人気が価値そのものになっているのです。

しかし、この方法は一度の取引でチェックすべきデータが最初は1~100ぐらいでよかったのですが、取引量が増えると、これが1~1000になり、1~10000になり・・・と段々と増えていかざるをえないのは自明の理です。

事実、分裂直前にはBTCの処理速度は目に見えて遅くなっていたといいます。

そこでBTCの「開発者」グループを中心に取引の新システム(セグウィット)の導入が検討されました。

詳細な内容は専門的過ぎてよくわからなかったのですが、どうも「システム自体はそのままでソフトウェアの改良」を目論んだようです。

これに対しBCCグループは、現行のソフトウェアを自分たちに都合よく運用できるハードウェアで使おうと設備投資をしていたようで、開発者グループの目論見どおりにソフトウェアを変えられてしまうと、このハードウェアが使えなく(設備投資がムダに)なり、これは納得できない、と。

対立・妥協・迷走・・・そして分裂へ

一時は双方が折衷案を出し、歩み寄った様子も見えました。

ここで、BTC側をA案、BCC側をB案、折衷案をC案とすると

A案・・・BTC側にのみ利益があり、BCC側は設備投資分が丸損、新たなソフトウェアに対応したシステムを再構築せねばならず、モタモタしてる間にBTC側、もしくは第三者に立場を奪われてしまう危険性もあります。

BTC側◎、BCC側×

B案・・・BCC側が有利でBTC側も現状では損にはならないが、今後のBTCの主導権をBCC側に握られてしまうため、承服しがたい。

BTC側△、BCC側◎

C案・・・BTC側は主導権を握りつつ、BCCのシステムも導入して処理速度の高速化を図れますが、BCC側は今後のBTC流通に関しては有利な立場に立てるものの”根っこ”の部分は変らずBTC側に抑えられているので「主役」になることは出来ない。

BTC側○、BCC側△

これでは、BCC側としてはB案以外は結局損になる・・・とソロバンを弾き「やっぱりB案以外ヤダ!!」となったのが今回の分裂騒動です。

そして何が残ったか

おおもとの「記録(データ)」BTC、BCC双方に引き継がれていますので、元のBTCの価値が100とすれば、分裂直後はBTC90、BCC10ぐらいに分割されました。

会社の「株式分割」のように、BTCの所有者にはBTC”1”に対し、BCCも”1”付与した取引所が多かったようです。

それから約一ヶ月。

先週末(9/15)のBTCの時価総額は約510億ドル(5.6兆円)、分裂で生まれたBCCは約60億ドル(0.7兆円)ととりあえずはパワーバランスどおりの価値に落ち着いているように見えます。

しかし、BTCは11月に仕様を新しくする(刷新する?)という予定があり、現在はすんなりと受け入れられる様子ですが、BCCの例もありますので、蓋を開けてみると・・・という懸念もあるはずです。

「イーサリアム」という仮想通貨もちょっと事情は違いますが(ハッキングがきっかけ)過去に分裂しており、現在はイーサリアム(ETH)とイーサリアム・クラシック(ETC)が別々に取引されています。

今の相場だと、ETHが3万円ちょっとで、ETCが1500円ほどですかね。(ビットフライヤー取引所)

まだ例が少ないので、結論とはいえませんが、仮想通貨は分裂しても無くなる事は無く、むしろその規模は前よりも増加することになるようです。

仮想通貨は投資する価値があるのか?

現在、全世界で資産性のある仮想通貨は700種類以上とも言われ、そのなかからビットコインやイーサリアムのようにある程度の規模を持ち、今後も「分裂」する通貨100種類はあると予測されています。

ビットコインの記録に残る最初の取引は2010年5月に「1万BTC=Lサイズのピザ2枚」というもので、値段にして4000円ほど。

これが現在1万BTC=50億円程度(125万倍)になっているわけですから、今は全く無名の仮想通貨が、空前の価値を持つようになる可能性はじゅうぶんあるでしょう。

このように老舗のBTCでも歴史がまだ10年程度。

ベンチャーな投資先であることは否めません。

しかし、1/700、いや1/100程度で何百万倍になる投資先というのは、現状では仮想通貨しかないんじゃないでしょうか?

メジャーなところでも、イーサリアム・クラシック(ETC)は1500円、ライトコイン(LTC)は6000円(ビットフライヤー取引所)から買える(1単位)のですから、宝クジを買うよりはよほど確率が高く、先見性があるといえるでしょう。

現在、日本語サイトで仮想通貨の取引・販売を行っているのサイトは10程度ありますが、下記3サイトが評価が高いように思います。

銀行振り込みだけでなく、コンビニからの入金やクレジットカードでの支払いにも対応しているようです。

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